わたくし(缶バッジ)について

わたくし(缶バッジ)とは

 

 

どうも皆様!
わたくしは缶バッジと申します。
缶バッジといわれて知らない人はいないと思います。
いや、知らない人もいるかもしれない・・・。
想像してみてください!
缶バッジとは・・・
10円が返ってくる缶を潰す機械で、潰された缶を再利用して、
胸やリュックにつけて、「コ○コーラの缶バッジだぜぇ!」、
「こっちは、セ○ンUPー!!」とかではございませんからね。
あんな水分と同居する輩と一緒にしないでくださいねぇ!?

わたくし、缶バッジとはバッジの中でも体は大きく、
中身が空っぽ・・・だけど、心の器が広いものを缶バッジと呼びます。
色鮮やかで華やかで、よく目立つこと、安全ピンで簡単に寄り添えることなどから、
とーっても人気のグッズのひとつなのです。
大勢のファン(コレクター)がわたくしの追っかけとして存在します。
現在では成形が自由で、好きにいじることが出来、
多彩な色を発色する技術(わざ)も編み出されております。
見知らぬ人にホイホイついていく、
または連れ去られていく販促グッズという名で人気を集めています。
更に今は個人で作成することが可能らしいのです。

日本人から見たわたくし(缶バッジ)

日本でのわたくしはご存知の方もいるかもしれないが、
ある一時を皮切りに有名になりました。それは「お名前がついたわたくし」です。
単純に、真ん丸なわたくし(缶バッジ)の中心に名前をひらがなで付けてもらったものです。
簡単なものでしたが、わたくしは「缶バッジ」以外の名前をもらったことがないので浮かれて原宿や渋谷などに君臨したら、
ここが運命の岐路ですよ。流行ってしまいましてねぇ、大人気ですよわたくし!
この時もらった名前は「まさる」でした。

しかし、この後知名度が上がりすぎ、当たり前のようなものになり、遂には子供のおもちゃ扱い。
いつしか空気の様な扱いです。
これはまずい!現状を打開しないと!練りに練った作戦や今までの試行錯誤、
経験を活かし、更に熱も加えて強固になり!
・・・物理的に。
いつしか悟りを開き未来が見えるようになったわたくし。
ここ最近は子供よりも大人の方がアニメやゲームにのめりこむ時代になっています。
アニメやゲームのブームが来ることを知ったわたくしは、
いち早く計画、且つ実行。数々の営業に出て、幾多のアニメ主人公と交渉。
わたくしが予見した通りになると信じて、交渉し続けました。
熱を加えて強固にしておいてよかったです。
でも安全ピンの先は丸まり、顔である表面は傷だらけ。
しかし、わたくしの努力はどんどん報われ、需要が急速に高まっていき引っ張りだこ再来の日が来ました。

痛バ(痛いバッグ)?

悟りを開き予言通りアニメブームの先駆者の様な存在になったわたくし。
引っ張りだこ再来の証拠写真です!
一部では「痛バ」というのがあるそうです。
こちらは「痛いバッグ」の略なのですが、
見た目とは裏腹に角が鋭利になっており、硬いわけではありません。
物理的な痛さではないのです。バッグの雰囲気的な痛さです。
皆さんがよくお使いになられるトートバッグなどをベースに、
ひたすらわたくしを付けるんです。これでもかってくらい付けます。
トートバッグの存在を隠すくらいの規模です。
上の画像はご協力いただきまして、お借りしました。
持ち主の方は仰っていました。「こんなもの序の口だ・・」と。
今やわたくしの使用方法も見直されているのですね。
キャラクターもの缶バッジ、デザインもの缶バッジ、
在り方もそうですが付け方まで変わってきています。
個人的には幾度となく美男美少女になれるので、
大変満足しております。これでわたくしの美しさは完璧なものになります。
いやーわたくしの歩みも随分長くなりました。
昔を思い出します。

缶バッジの歴史

わたくしの歴史はだいぶ古く、
わたくしは200年以上前には生まれて以来、
アメリカのジョージ・ワシントンの支持者によって作られたのを境に、
上記も踏まえて数々の選挙運動の宣伝に使われました。
まさに彼らとはマブダチです。
わたくしがいたから当選したり有名になれたのだ。
今はそう思っています。

ただしこの時は今の様なわたくしではなく、身体が黒ずんでいたり、
錆びていたり、「バッジ」とかあだ名をつけられました。
いやいや、わたくしは缶バッジだからと思っていましたが、
受け入れてもらえずでしたね。

アメリカで他にも活躍していました。

わたくしは、アメリカ国内では大きく活躍してきたんですよ。
漫画のキャラクターのお菓子や、キャラクターグッズ等と一時は同棲して、
売り上げにも多大な貢献をしてきました。
子供が帽子につけたりして、子供に乗り換えたわたくし。

それから人々は争いに嫌気がさし、平和を望むことが当たり前になってきました。
その当時はなんと言っても平和主張の為のわたくし。
人間の代弁をしてきましたよ。
「LOVE&PEACE」などと顔に書き人々に言い聞かせてきました。
愛と平和です。
わたくしもここまできたのだなと痛感しました。
駆け出しのころは缶とバッジしかなかったのに・・・
今の、笑うとこです。

また反戦運動では一役買っていました。一役買ったというか、もう中心だったね。
いやいや、むしろ平和を提唱したのはわたくしだね!
英語しゃべれなかったけど。「カン!」しか言えなかったけど。
私がいなかったら平和なんて訪れてないね!!

わたくしが人気になったのはいつ頃でしょう。

わたくしはいつから、どのようにして人気がでたかご存知でしょうか。
好きな方は知っているかもしれません。
興味のない方は・・・興味をもて!
わたくしの知名度上昇は諸説あるそうです。
ファンが多いからねぇ、あちこちで噂が独り歩きするんですよ。

むかーし昔、人間という生き物がいました。
その「人間」という生き物はわたくしよりも体は大きいくせに少々アイデア不足でした。
ある日アメリカという「人間」が勝手につけた大きな島でのこと。
この島の頂点に立ちたいと思った人間が大統領と名乗って国を治めようとしていました。
この時は武力ではなく大勢の人間に一人を決めてもらう、選挙というものを行っていたそうです。
その選挙の時に、自分を大統領に決めてほしいが、どんな事をすればみんなに覚えてもらえるか、
頭を抱えていました。

そしてどんな宣伝アイテムを使用するか頭を抱えている一人の人間がいました。
その人間はあらゆる宣伝品を集め抜粋する為それぞれを見極め始めました。
そこでわたくしは一攫千金を狙うべく、宣伝品のオーディションを受け、
なんと見事抜擢されたのが始まりです。
そこからです。わたくしは引っ張りだこになりました。
ここから私の認知度は上がり、今では人々の記憶に爪痕を残すほどにまで
有名になりました。

いかがでしたでしょうか?
わたくしについてお話することはまだまだありますが、
すべてを話してしまうとわたくしについて調べなくなってしまうでしょう。
ほんの少しでしたがわたくしについて興味が沸いたのでは。
意外な過去もあり、初耳なこともありましたよね?
ぜひこれを機にもっと深く知って頂ければいいなぁ。。