社章歴史ハンター第6話 「スーツのラペルのボタンホールの歴史」

本日はスーツのお話です。 いつも私達が社章を付けている襟の、ボタン穴のお話です。
名称は「社章ホール」ではなく「フラワーホール」といいます。

もともとは、ラペル部分も寒い日に閉じられるようになっていたようです。今でもコムデギャルソンのテーラードジャケットなんかは今でも閉められるようになってます。 このボタン穴に花を挿した事から、フラワーホールと呼ばれるようになったようです。

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風よけ→花挿し→社章穴と言った流れで変わってきているのです。

昔のスーツはしっかりボタンホールに穴があいておりましたが、今は花をさす事はないので、眠りボタンとなっております。そこに社章をさす形ですね。

今花挿さないんだから、いっそエンブレムホール(社章穴)と改名してもいいんじゃないのと思う今日この頃でございます。

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