続・オーダー品を受ける大切な心構え

先日オーダーメイトのスーツの事を書いたあと、

二度目の仮縫いに言って参りました。

仮縫いと言うか、着用しなかったですが、
ボタン位置の指示をしに行ってきました。

結果、無事良いモノが上がってきそうです。

行かなくても良かったかなと、
考えが変わるような仕事をしてくださっている事が分かりました。

都内で実力派で超多忙のテーラーなので、
職人さんがスーツを同時に沢山作っているから、
細かい部分をどう判断して進めているか忘れてしまっていて、
でも細かく判断を掘り下げるとベストな判断を細かく行っている事がわかりました。

例えば、私がめちゃくちゃな指示をしていても、
根本で私が何がしたいのか理解してくれて、
正しくスーツに落とし込みをしてくれると言う事をしてくれていました。

テーラーの職人さんとの、
しっかりコミュニケーションを取って分かった事があります。

先日はオーダ品を受ける側の一歩引く精神の重要さを学ばせていただきましたが、
今回はオーダー品作る人とお客様の信頼関係は、
コミュニケーションと作る側がお客様の欲求に答えられるかと言う結果の
部分もすごい重要だと言う点を気が付きました。

こうやって特注品のお客様の信頼をつかんで行けばよいんだなと勉強になりました。

こんな事してくれているのかこの人はと分かったので、
このおっちゃんにしか頼みたくないほどです。

最後に、「ラペルはかがるの?(フラワーホール開ける?)」と
また聞かれ即答で開けませんと回答しました。

生地がドーメルと言う高級生地なので穴なんか開けたくないので
社章はマグネット式でないと絶対に付けられないスーツの出来上がりです。(笑)