社章工場・職人

こんにちは社章屋・白木です。

本日はバッジ作成職人の方に、
見学と勉強をさせて貰いに行ってまいりました。

やはり国内のバッジ工場・職人は分業化が
進んでいると痛感しました。

弊社の場合は、その仕様に合わせて得意な職人さん選び
最短ルートで走らせる事で、短期納期を実現しております。

現代のバッジ屋は、ここはメッキのみ
ここはいぶしだけと作業を完全に分業しています。

50十年以上前は工場一つで完結するようでしたが、
現代は違いますね。分業化がさらに加速していました。

また、日本のバッジ職人の高齢化・後継ぎ問題が深刻かしている事も見てきました。
平均年齢は50歳を超えているかもしれません。

また、70代でもお仕事をされている職人さんが大勢おります。
30代の私はその金属加工の知識と徽章業界の歴史の知識に、
完全にリスペクトする形でございます。

本日お会いさせて頂いたメッキ工場・職人さんは下記です。

●イブシ銀関連の職人さん

●メッキ工場

●生地取りと、型抜きをする職人さん

●金型のプレスの職人さん

●金型彫刻を行う職人さん

すごい勉強になりました。
写真も沢山撮影を行ってきたので、
今後アップしていきたいと思います。

公開に当たり、バッジてこんな場所で、
こう言った工程で作られているんだと言う
リアルのバックボーンをお見せできればと思います。

どこのバッジ屋に頼んでも、

金属を加工する工程は全く変わりません。

何十年も前から金属を加工する
工程が大きく変わった事が無いからです。
なので、私達がサイト上で公開させていただく、バッジ工場や職人の姿は
日本の社章やバッジが作られているバックボーンになると考えて間違いありません。

撮影してきた写真も、ここまで撮影している
会社あるのかと言うレベルの枚数を撮影してきました。

最後に一言言って終わりにさせていただきたいと思います。

私が拝見させて頂いた中で、一番興味を持ったのは、金型彫刻の作業です。
今現在も複雑な金型彫刻はハンドメイド!!

物ずくりの究極と言ったらハンドメイドです!!

原型金型を手彫りで作り、
金属の金型を機械を通して手彫りします。

私彫刻が実は好きです。

彫刻されている製品例えばイタリアの家具とかイギリスの家具とか彫刻がされていますし、
ヨーロッパの街並みには彫刻で装飾をされている要素が多いと思います。

また、実は彫刻するの好きです。
高校生時代の頃ですが、立体彫刻を美術の授業でしました。

日本にそう言った彫刻の仕事ないのかなと
考えた時期もあるくらいなのですがありました!!

ウチのバッジで難易度の高い複雑な
成型をしてくださっている彫刻会社は芸大卒を凌ぐほどの
ハンドメイド彫刻でした。まさに彫刻と言った形でした。

また芸大卒は立体には強いけど、平面の中に立体物を
デフォルメする技術は学校では習わないので、
この分野では完全に芸大卒を上回ってます。

原版にはハンドメイトのタッチがしっかり残っています。

原版は実物の3倍の大きさで彫刻を行います。
大きい方が彫りやすいから大きくしています。

原版を使い3/1サイズの実物サイズの
金型に機械を通して手彫りします。